【TB】サントリーと私
私が始めて行った飲み屋さんは、居酒屋ではなく、トリスバーでした。
そこは、『本当の酒飲み(?)』が、談笑しながらあれこれ注文をつけ、マスターかママさんがカクテルを作ってくれるところ。
初心者の私でも、「はじめて」とか「こんな味が好き」とか「つよい炭酸は苦手」などとママさんと自然に話しているうちに、「こんなのはどうかしら」と、本当におしいしカクテルをスッと目の前に出してくれる夢のようなところ。
カクテルのつくり方や、ベースに使うお酒の銘柄を替えるだけで、同じ名前のカクテルなのに全く味が変わることなど、お店に行く度に、自然な会話の中で自然にいろいろとお酒に関して勉強させてもらいました。
楽しくておいしくて、私は毎日のようにひとりで通って、ママさんにカクテルやいろいろな種類のお酒について教えていただきました。
私の酒飲み人生の原点は確かにトリスバー………
なのに、そこでは、サントリーのお酒を飲んだ記憶が全くない……のは何故???
それは、そこに通う常連さんの共通認識
“サントリーのお酒は不味い”
というものがあったからだと思います。
【およそ10年前】
つれあいのやさ氏との結婚直前だったと思いますが、やさ氏の友人の父上が息子の酒飲み友達を自宅に招集したときに、私もいっしょに招いてもらいました。
やさ氏友達の父上は、某上場会社のお偉いさんで、お友達にサントリーの重役さんがいるとのこと。
常々、
「おまえんとこの酒は不味い」
と、お友達であるサントリーの方に言ってらしたようですが、
「それならこれを飲んでみろ」
と渡されたのが
サントリーのウイスキー
「飲んだら本当にうまかったので、お前たちにも飲ませてやる」
と、息子の酒飲み友達を招待してくださったのです。
生意気な若造どもプラス私は、
「うまいといってもサントリーでしょ」
と、全然ありがたみを感じないでグラスを受け取ったのでした。
みんな(総勢10人くらい)は、一口飲んで、目が点。
それをおもしろそうに眺めてニコニコしている友人父。
みんなの第一声
「ほんとだ!うまいっ!」
「これはすごいっ!」
みんなの第二声
「サントリーっ、やればできるじゃないか、やればっ」
「こんだけのものを作れるのに、今までなにやってたんだぁ???」
あっという間にボトルは空。
ちょっぴりサントリーを見直したとともに、私は密かに、
「私たち一般の酒飲みって、バカにされてんのね」
と思いました。
こんなすばらしいお酒が造れるのに、『???』なものばかり売りつけられていたいままで…。
お前らなんか、安くて不味い酒で十分なんだよ、と言われているような気がしました。
サントリーの底力を見直しはしたものの、なんだか釈然としない気持ちが私の中に残りましたし、もともとウイスキーは苦手であまり飲めないので、サントリー株は私の中で以前低いままでした。
【そして2006年6月17日】
ひょんなことから、サントリー武蔵野ビール工場での見学・試飲の体験ツアーに参加させていただけることになりました。
見学の目玉は、2年連続で世界的な酒類・食品等のコンテスト「モンドセレクション」ビール部門で『最高金賞』(←金賞のさらに上!すごい!)を受賞したサントリーの最高傑作ビール
いつも遅刻魔かつ方向音痴の私は、今回大事を取って(?)早めに家を出たのに、道に迷うこともなく電車の乗り継ぎもスムーズに行き過ぎて、集合時間よりもずいぶん前に着いてしまいました。
ブラブラとお土産コーナーを見てまわり、パンフレットをじっくり隅から隅まで読みこんで時間をつぶしていた私を気遣って、何度も様子を見に来てくださる受付の方。
これだけで、もう好感度120%
でも、働く人がいいからといって、お酒がうまくなるという単純なものではないのはわかってもいましたから、実際に見学が始まって、案内係の美女の説明に、どんどん引き込まれていく自分がいる一方、まだまだ、
『自分の舌で最高金賞の味を確認するまでは、サントリーさんだもん、信じられないもんね〜』
の気持ちがちょっぴり。
そして、いよいよ試飲。
実は『予習』と称して、連れ合いのやさ氏が
それは、試飲で、芸術的な配分で、サーバーからクリーミーな泡とビールを注いでくださった係りの女性の注いでくださったビールを一口飲んで、
いえ、正確には飲む前に、
そのあまりの爽やかで奥深い芳香ゆえに、緑の草原が目の前にパァーッと広がっていくかのようなアロマホップの圧倒的な香りに包まれた時に、
はっきりと、家では『注ぎ方がわるかったのだ』とわかりました。
ビールって、注ぎ方でこんなにも違ってしまうものなんですね。
重複してしまいますが、
・ 泡のクリーミーさ(本当に緻密な生クリームのような密度の柔らかく優しい泡です!)、
・ 口をつけた時に鼻をわずかに覆うように、また芳香がグラスの底から香り立つように、細長く計算されて作られたグラス
・ そして、香りに負けない個性を持った、コクのあるけれども香り同様決して重くない味わい
・ 水滴のついたグラスの中で、濃くもなく薄くもなく、黄金色に見えるビールの色合いの美しさ
これらの『ザ・プレミアム・モルツ』の良さを最大限引き出すためには、一度プロの方に『本当のザ・プレミアム・モルツ』を注いでもらう必要があると感じました。
一度、プロの方に注いでいただけば、あとはもう大丈夫。
このクリーミーな泡・香り・味………
『ザ・プレミアム・モルツ』は、忘れようにも忘れられない鮮烈な印象を、脳にインプットしてくれます。
今までの20数年間、避け続けてきて本当にごめんなさいっ!と、試飲会場で思わず土下座したくなるような素晴らしいビールでした。
この味を知ってしまってから、私の脳内ビール地図は、大幅に書き換えられました。
何事も体験に勝るものなし。
百聞は一見にしかず。
モンドセレクション最高金賞の味を本当に知りたいのなら、一度サントリービール工場にお出かけになって、『ザ・プレミアム・モルツ』の良さを知り尽くしたプロの方に注いでもらった『ザ・プレミアム・モルツ』を味わってみることをお奨めします。
注ぎ方も懇切丁寧に教えていただけますし、缶ビールの
あとは、自宅で、できるだけ本当の味を再現するように工夫するだけ。
あれこれ工夫するのも、またひとつの楽しみになったりしてます。
【おまけ&未来への希望】
私の酒飲み人生のいちばん最初から、浅からぬ縁(えにし)で結ばれていたと思われるサントリーと私。
じっくりパンフレットを読んでいて、もうひとつ発見してしまいました。
サントリー武蔵野ビール工場はサントリー最初のビール工場とのことですが、誕生年が私と同じ………。
武蔵野ビール工場の歩みは私の歩みとも似ています。
今は工場をあげて、徹底した環境への取り組みをしているとのこと。
エコに多大な関心のある私は、この取り組みの数々にも感銘しました。
ということで、サントリーの職人さん集団が『ザ・プレミアム・モルツ』の次なる目標に定めているのは、おそらく私の願いと同じなのではないかと思います。
すなわち、
・ 天然水
・ 有機無農薬栽培の麦芽100%
・ 有機無農薬栽培のホップ100%
・ 天然酵母
で作られた究極のビール。
『ザ・オーガニック・プレミアム・モルツ』
また、10年後くらいに、私たちをうならせてくださいね。
期待しています!
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コメント
Mさん
ザ・プレミアム・モルツを飲んで、自愛に励んでおります(^_^;
なんだかこの文章を書きはじめたら、サントリーさんと自分って、切っても切れない縁があるような気がしてきたんです。
それで、自分の酒飲み人生を暴露する形になってしまいました。
最初のイメージ、1〜2回のイメージで物事を決め付けてしまわず、もっと柔軟にいろいろなお酒を楽しんで、豊かな酒飲み文化・酒飲みライフを、これからも満喫したいと思っています。
そのきっかけを作っていただいたので、見学ツアーに参加して、本当に心から良かったと思っています。
感動です。
こんにちは。
ご一緒させていただいたMです。
当日は暑い中おつかれさまでした。
一連の記事拝見させていただきました。
最後にこれを読んで、なんだか感動してしまいました。
蒸し暑い日が続きますが、ご自愛ください。
わださん
私は何度練習しても『カニ泡』しか作れなくて、いまだ自力でおいしいビールを注げていません(T_T)
練習のし過ぎで、今日はちょっと頭痛が…(二日酔いともいう………)
脳内ビール地図
新モルツとザ・プレミアム・モルツを飲んで、その香ばしさにびっくりでした。「脳内ビール地図」確かに書き換えられたかも。
家でもおいしいビールを注いで飲むようになって、ビアライフの質がかなり向上した気がします♪
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